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深浦王位防衛・九段昇段祝賀会 新春リレー将棋

 団体戦の後、会場を移して深浦先生の祝賀会が行われました。正式な祝賀会はまだ行われておらず、これが最初の祝賀会ということでした。会は終始なごやかな雰囲気の中で行われ、非常に楽しい時間を過ごさせていたただきました。ただ、、明日のリレー将棋メンバーとして壇上に上がることになり、一言抱負をとマイクを向けられました。何を言っていいか分からず、しどろもどろになってしまいました。てっきり、深浦先生と指すものと思っておりましたが、その時本田女流と指すことを初めて知りました。 本田先生は翌日のリレー将棋が新聞に載るということで、あまりお酒がすすまなかったと言っておりました。今度お越しの際には存分に呑んでいただきたいと思います。
 祝賀会の後は定番の真砂に移動。そこには、すでに団体戦から直行した人たちが座敷に将棋盤を並べて指しておりました。一般の客が入ってきたらさぞや驚いたと思います。真砂では明日に備えて、練習将棋を頑張りました。ゆず酒を傾けながらではありますが。そのおかげで、午前様の私は体調不良なまま当日10時間際になっての到着となり、作戦会議にも遅れてしまいました。
 我々Bチームは小学生二人を含む7人で、本田女流との対戦でした。二枚落ちの上手に対して、四間飛車に構えた下手は作戦通り、銀冠に鈴木流の駒組となり、早くも作戦勝ちとなりました。これは余裕だなと思っておりましたが、中盤の難所が小学生の番となる巡り合わせの悪さもあり、決め手を二度ほど逃してからは一方的に攻められる展開となり、惜しくも破れてしまいました。リレー将棋は次のリレー者の棋力も考えて指さなければいけないということで、意外と面白いものだと思いました。
 一方、深浦先生に挑戦したAチームは見事な差し回しで快勝。「リレー将棋でこれほど見事に指されたとこはない」と深浦先生に言わしめるほどで、チームの誰もが満面の笑みを浮かべておりました。「あの手は素晴らしかった」「この発想はどこから出てくるんだ」感想戦が盛り上がっておりましたが、どういった内容だったか見たくとも、まだBチームは対局中で、隣にいながら結局はわからずじまい。棋譜は1月4日からの紙面に載るそうなので、それまで首を長くして待ちたいと思います。
 深浦先生は前日JT杯の決勝を戦ったその足で夜11時に八戸到着。当日は64枚の色紙への揮ごうに始まり、指導対局、そして祝賀会。二日目もリレー将棋と指導対局と大忙しだったと思います。本田先生も同様に二日間にわたって熱のこもった指導対局等をしていただきました。本当にありがとうございました。来年も今年以上の祝賀会ができればうれしい限りです。

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