順位戦とスイス式
順位戦C級2組では9勝1敗でも昇級できない事態が発生しました。10回戦やって全勝が3人というのは、システムとしておかしいと思うので、何かしらの改善が必要だと思います。
よくある意見としては、B2以下の順位戦をスイス式で行うことです。たとえばC級2組をスイス式10回戦でやっていれば、0敗から2敗までが2名で、2敗であれば確実に昇級できます。3敗でも1人は昇級できるので、スイス式を用いるほうが公平であり自然だと思います。
大相撲も一種のスイス式15回戦で行われていますが、千秋楽に全勝同士の対戦がないとしたら、座布団が舞うどころの騒ぎではないと思います。
田丸九段のブログにあるように、いろいろ順位戦における規定があるようですが、応援する側にとっても、棋士本人にとってもスイス式のほうが望ましいと思うのですが、いかがなものでしょうか。
問題は奇数の場合、空き番を不戦勝とするわけにいかないでしょうから、その対策をどうするか。妥当なところとしては11回戦にして、1回は全員に空き番を設けるようにすれば、なんとかなりそうな気がします。
また、順位戦でスイス式が行われれば、観戦する側もスイス式に対する理解が深まり、これまで以上に一般の大会でもスイス式が活用され、参加者の満足度も上がるのではないかと思います。
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