囲碁大会の様子
3月14日(日)にパークホテルではなく、デーリー東北にて囲碁の大会がありましたので、見学に行ってまいりました。大会名にだまされて、よく確認もせずにパークホテルにいくところでした。
会場は将棋でも使っている6階の会議室を全面使用して行われておりました。10時間際に会場に着くと、すでに多くの参加者で溢れかえっておりました。一方、運営側の人は受付や各リーグ戦の組み合わせにテキパキと動いておりました。
参加者数はなんと180名! ほとんどが60歳以上の男性で、女性は10名弱、学生は10名ほどといったところでしょうか。将棋の大会でも見覚えのある顔が何名かおりました。運営側も各クラスの担当者5名、受付数名、統括といった感じで、10名前後が運営にあたっていたように思います。
将棋で言えば、11月の団体戦のような感じです。それぞれ40名弱が5クラスに分かれ、持ち時間40分の切れ負けで、変則スイス式5回戦で対戦は行われておりました。これだと、どれだけ大規模でも5時ぐらいには終わりそうな気がします。
その中で、一番下のEクラス(3級~15級)を主に見てきました。まず、受付にて、参加者がそれぞれ氏名等を規定の用紙に記入し、その用紙をもとに各クラスの担当者が1回戦の対戦相手を任意に決定し、開会式の間に組み合わせ表に氏名を書き込んでおりました。
開会式が終了後、組み合わせ表にもとづいて1回戦が行われました。そして、対局が終了次第担当者に結果を報告します。興味深かったのは2回戦の組み合わせ方法です。スイス式では1回戦が全て終了してからの組み合わせを行いますが、八戸方式では対戦が終わった順に、勝者同士・敗者同士を対戦させておりました。これは、少しでも空き時間を無くそうという配慮だと思います。
この方法は、たださえ40名前後と大規模でかつスイス式での変則方式ということで、運営側にある程度の技量と経験が必要だなと感じました。私は1時間ほどで帰ってきましたので、最後までは見れませんでした。心配に感じたのは、この方法だと5回戦あたりでの組み合わせが重複したりする可能性があるのではと思いました。
ただ、下のクラスでは5連勝のものを昇級させるということで、成績上位者の管理がしっかりしておれば大丈夫なわけで、順位が下の方は、ある程度ルーズでもよいという考えかもしれません。そのほうが、きっちり管理するより、現実的とも言えます。
いつも使っている会場で、まったく異なる光景が見れて、驚いた部分もあり、ためになる部分もありました。短い時間でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。よその世界を見てみるのも大事ですね。
« 文化庁・八戸親子将棋教室 | トップページ | 弘前市民将棋大会と六戸場所将棋大会 »
「その他」カテゴリの記事
- 花輪正明さん 逝去(2022.12.19)
- 訃報(2021.06.01)
- 本田伸先生講演会 案内(2018.03.18)
- 南部場所賞品・佐藤錦 発送(2015.06.24)
コメント