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2010年3月

キリンビバレッチカップ 団体戦 結果

平成22年3月27日 大阪商業大学

優勝 早稲田大学
二位 東京大学A
三位 京都大学B
四位 麻布高校


期待していた岩手高校はベスト4に残ることができませんでした。残念です。
岩手高校では滉生君が四将として早速出場しております。そして、関西の雄・立命館大で工藤君がAチームの五将として出場しております。入学早々レギュラー扱いということでしょうか。その工藤五段を五将におく立命館でさえ、ベスト4にすすめなかったわけで、岩手高校よりこのチームが残れなかったのが、不思議というか驚きです。
 東北大学では昨年に続いて船橋君も出場しております。青森県出身者の参加が増えて、この大会もだいぶ身近になったように思います。

関西将棋連盟

上記の三校はいずれも4勝1敗で、その1敗は東京大学Aでした。組み合わせ次第でベスト4に残る力は十分にあったと思います。

立命館A 4勝1敗 8位
4.5-0.5○○○○△ 島根大学B
5-0  ○○○○○ 灘高校A
4-1  ●○○○○ 九州大学大学院
2-3  ●●●○○ 東京大学A
3-2  ○○●○● 慶応義塾大学A

岩手高校 4勝1敗 9位
 3-2 ○●○○● 名古屋大学
 5-0 ○○○○○ 京都大学C
 2-3 ●●○●○ 東京大学A
 5-0 ○○○○○ 早稲田大学B
 3-2 ●○○○● 埼玉大学

東北大学 4勝1敗 11位
 5-0 ○○○○○ 岡山大学C
 4-1 ○○○●○ 愛媛大学A
 4-1 ○○●○○ 高槻高等学校A
 4-1 ●○○○○ 立命館大学B
 0-5 ●●●●● 東京大学A

第18回十和田将棋大会 案内

日時 平成22年4月18日(日) 
    午前10時開催(時間厳守) 午前9時より受付
場所 十和田市中央公民館

クラス 高段者戦(四段以上)
    四段位獲得戦(三段以下)
    二段位獲得戦(初段以下)
    若駒戦(小・中学生の部)

会費 大人(大学生) 2,000円(昼食付)
    学生       1,500円(昼食付)
    若駒戦出場者 1,000円(昼食付)

賞品 高段者戦 優勝:清酒一斗
    四段位戦 優勝:四段位免状と賞品
    二段位戦 優勝:二段位免状と賞品
    若駒戦   優勝:賞状(日将連)と賞品
    その他、各クラス2~4位に賞品を贈ります。

審判長 十和田土曜会支部 小泉有輝四段

主  催 日本将棋連盟 十和田土曜会
後  援 デーリー東北新聞社

事務局 十和田支部長 米田和生

[R]選手権岩手県大会 結果

3月21日 [R]選手権岩手県大会(於 国保会館)

 上位者順位(参加32名)
   優 勝 中川 慧梧    4勝
   準優勝 小山 怜央    4勝
    3位 及川 直孝    3勝1敗
    3位 小島常明     3勝1敗
    5位 藤谷 明弘    3勝1敗
    6位 西田 明斗    3勝1敗
    7位 宮野 学     3勝1敗
    8位 高橋 聡     3勝1敗
    8位 澤口 諒充    3勝1敗
   10位 川村 文隆    3勝1敗


 優勝決定戦
   ○中川 慧梧 - ●小山 怜央

キリンビバレッチカップ 個人戦 中川慧梧君優勝!!

平成22年3月28・29日 関西将棋会館

優勝 中川慧梧(岩手高校2年)
二位 小林康太郎(立命館大1年)
三位 富田昌
四位 玉村洋祐

 キリン杯個人戦において、中川君が昨年に続いての優勝、二連覇達成です!
予選免除とはいえ、350名以上が参加するこの大会での二連覇とは恐れ入ります。
高校2年生としては、高校三冠とあわせこの大会でも優勝と素晴らしい成績です。4月からの最終学年ではどのような活躍をするのでしょうか。
 また、船橋隆一君・浅野翔平君の東北大勢がベスト16でした。


毎日新聞記事

関西将棋会館

第6回弘前市民将棋大会 結果 詳細

掲示板より

陸奥新報社、日本将棋連盟津軽支部主催の第6回弘前市民将棋大会が21日、陸奥新報社6階ホールで開かれ、70人が参加しました。
 対局はA級26人、B級13人、C級19人、小学生の部12人に分かれて進められました。
 A級優勝者には弘前市長賞と大山杯、B級優勝者には弘前市議会議長賞、C級優勝者には1級認定証と陸奥新報社賞、小学生の部優勝者には弘前市長賞が授与されました。
 入賞者には、後援の弘前糖業、花正電気商会、マルエス自工、ユニオン教育出版、南建設のほかほか、森内俊之九段から副賞が贈られまいた。
 結果は次のとおり。(敬称略・左側が勝者)

◇A級(有段・26名参加)

準々決勝
 三浦 行五段(弘前)  - 木村孝太郎三段(三内西小4年)
 大原秀敏二段(弘前)  - 大原三郎三段(弘前)
 大澤啓二四段(古川中2)- 成田豊文四段(北斗高1)
 工藤俊介五段(青森高3)- 佐々木潤一五段(青森)

準決勝
 三浦 - 大原秀
 工藤 - 大澤

決勝
 三浦 - 工藤

◇B級(1~3級・13人参加)

準々決勝
 高木伴彰1級(藤崎)  - 三上聖央1級(弘前北小6)
 渡邊雄星2級(弘三中3)- 斎藤 秀1級(弘前)

準決勝
 野呂太陽1級(弘前)- 高木
 渡邊 - 小山千代之介1級(大成小6年)

決勝
 野呂 - 渡邊

◇C級(4級以下・19人参加)

準々決勝
 佐々木謙一(弘前)  - 木村圭介(附属中2年)
 佐々木 健(青森)  - 笹 邦夫(弘前)
 三上 清羅(附属中2)- 工藤嵩之(附属中2)
 佐々木翔平(弘五中2)- 若松岳希(弘二中1)

準決勝
 佐々木健 - 佐々木謙
 三上 - 佐々木翔

決勝
 佐々木健 - 三上

◇小学生の部(12人参加)

準々決勝
 立崎嘉彦(筒井南小5) - 白戸頼大(和徳小4年)
 工藤宏樹(朝陽小6)  - 香西 凛(和徳小4年)

準決勝
 立崎 - 佐々木白馬(造道小2)
 工藤 - 板垣友大(弘西小1)

決勝
 工藤 - 立崎

キリン杯団体戦 結果

平成22年3月27日(土) 大阪市大阪商業大学・関西将棋会館

正棋会掲示板より

早大,東大,京大,麻布高が2日目(BEST4)進出

以上

岩手高校残念ながら二日目進出ならず。
岩泉君の穴は埋めきれなかったか。
しかし、麻布高校凄いですね。

第34回はちのへ将棋まつり 案内

日時 平成22年6月20日(日) 午前10時開始
会場 八戸シーガルビューホテル(八戸市鮫町小船渡平 0178-33-3636)

招待棋士 渡辺明竜王
       深浦康市王位
       斎田晴子女流四段
       本田小百合女流二段

内容 

【開会式】 午前10時開始

【第1部】 午前10:10開始 プロアマ混合ペア対局
        斎田晴子女流四段&松本徳吉三段 
         対 本田小百合女流二段&上野直美三段
          (解説)渡辺竜王、深浦王位 (聞き手)代表幹事会


【第2部】 午後1:10開始(模範対局)
          渡辺明竜王 対 深浦康市王位
          (解説)斎田女流四段、本田女流二段

【第3部】 午後3:30開始 (プロアマ角落ち記念対局および多面指し指導対局)
           渡辺明竜王 対 中川慧梧北奥羽名人・高校竜王  ・・・角落ち戦
           ※三棋士による指導対局の対局は、当日の抽選で決めます。

【第4部】 午後5:30開始
           歓迎宴会

会費 10,000円

締切 平成22年5月31日(月)
申込 八戸支部幹事松倉、八戸市内将棋愛好会、将棋大会受付

主催 日本将棋連盟八戸支部、デーリー東北新聞社


  はちのへ将棋まつりの要項が出来上がりましたので、早速ご案内いたします。
今年の目玉は何と言っても渡辺竜王の来八でしょう。深浦王位とあわせ、タイトル保持者二人が揃い、贅沢な招待棋士となっております。
 第2部の模範対局は、トップ棋士同士の対局が生で見ることができます。また、それぞれの読み筋の披露もされるということで、トッププロの真髄に触れることができると思います。
 第3部は竜王対決となっており、こちらも楽しみな一番です。指導対局は、将棋まつりでは初めてといっていい深浦王位に挑戦することができますので、指導対局にも申込みいただければと思います。
 第1部にはちょっと場違いな名前が載っています。観戦される皆様には、あまりいい手を期待しないでいただいて、悪手があっても温かい目で見ていただければと思いますw しかし、これほど豪華な解説陣に解説してもらっていいのでしょうか。想像しただけで、今から震えっぱなしです。
 会費は、学生の場合、保護者の会費で入場が可能なはずです。要は親子で1万円となります。詳しくは、八戸支部幹事会の皆さんにお聞きください。
 こちらの将棋祭りは、おおきなスポンサーがついているわけでもなく、関係者が手弁当で運営し、参加者の会費で成り立っておりますので、その点、ご理解いただければと思います。
 また、先日も書きましたが、3月から4月の大会で段位を獲得し、かつ当将棋まつりに参加される方には、渡辺竜王から直接免状を授与いただけます。まずは、段位獲得戦で優勝し、併せて将棋祭りのチケットも購入いただければと思います。

キリン杯と岩手高校

 キリン杯が大阪市にて3月27日より開催されます。その大会で、岩手高校は二年連続準優勝という素晴らしい成績を残しております。大学勢がフルメンバーでエントリーしていない可能性はあると思いますが、それを差し引いても快挙だと思います。そして、今年は、去年の主力メンバー3人はそのまま残り、新たに有望株2人が加わると聞いております。ということは・・・・・。
 どのような結果になるのか楽しみにしたいと思います。


岩手高校 成績

西暦   順位 参加チーム数
2003 56位  64チーム
2004 19位  68チーム
2005 54位  78チーム
2006  5位  76チーム
2007 20位  80チーム
2008 準優勝 90チーム
2009 準優勝 82チーム 


渡辺竜王による免状授与について

 六戸場所結果にコメントいただいたように、渡辺竜王からの免状授与は、3月から4月における(間に合えば、南部場所も)段位獲得者でかつ、はちのへ将棋まつりのチケットを購入された方に限らせていただきます。参加できない方は、これまで通り、大会等での授与になるかと思います。
 私の説明不足で誤解を招いたようで、大変失礼しました。

上海での将棋の普及

先日、親子将棋教室の講演の中で、青野先生が上海の将棋事情を話されておりました。学校の授業に取り入れられるなどして、爆発的に普及が広がっているそうです。
ググってみたら、産経新聞の記事がありました。いまや、日本では学校のクラブ活動でさえ将棋はないのではないでしょうか。その点、授業の一部として取り入れている学校もあるということですから、その普及効果はすごいと思います。
 将棋人口50万人という数字は、いまいち、ぴんときませんが、東北にあてはめてみると、人口1000万人にたいして、その1割が将棋人口だとあまく見積もっても100万人ということになります。実際のところ、すでに上海の将棋人口が東北の将棋人口より多いのかもしれません。そして、そのほとんどが学生ということですから、これからどれだけの規模になるのか想像もつきません。
 そして、早ければ2年後にはプロ化が実現するという動きもあるようです。将来は囲碁のように国際大会も実現するのでしょうか。

第6回弘前市民将棋大会 結果

平成22年3月21日(日) 陸奥新報社
参加者70名

A級26人 
優勝 三浦行五段(弘前市)

B級13人、
優勝 野呂太陽(弘前市)

C級19人
優勝 佐々木健(青森市)

小学生の部12人
優勝 工藤宏樹(朝陽小6年)

陸奥新報記事

第27回六戸場所将棋大会 結果

平成22年3月21日(日) 六戸就業改善センター
参加者73名

高段者戦 21名

優勝 田村純也五段(八戸市) =三連覇
二位 山岸亮平四段(八戸市 小6)
三位 笹原賢二三段(久慈市)
三位 横山幸男五段(弘前市)


三段位獲得戦 23名

優勝 小山  真央二段(釜石市 小6) =三段位獲得
二位 柳下美優紀二段(十和田市 高1)
三位 山本伊知郎二段(青森市 中2)
三位 工藤麟太郎初段(青森市 小1)


初段位獲得戦 29名

優勝 小林義朋(盛岡市 小3) =初段位獲得
二位 柏村和貴(十和田市)
三位 赤坂晴樹(八戸市 小2)
三位 佐々木雅緯(八戸市)

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 当日は強風による悪天候や、大会が重なるなど、参加者数が心配されましたが、70名を超える参加者をいただきました。ありがとうございます。
 初段位獲得戦は今回も29名と大所帯で、層も厚いものがあります。ちょっと渋滞が起きている感じがします。その厳しい条件の中で、小林君が初段位獲得しました。おめでとうございます。小学生名人の岩手県代表だけあって、終始安定した差し回しでした。学年はまだ3年生でしたか。こらからがますます楽しみです。
 また、赤坂晴樹君が準決勝まで進み、兄弟での連続昇段もあるのかと期待しました。結果は、準決勝で小林君に敗れ三位となりました。

小山真央君が二場所連続決勝に進出し、今回は見事三段位獲得。
柳下さんは惜しくも三段位獲得ならず。
先日初段を獲得したばかりの工藤麟太郎君が早くも三位に入賞しております。

高段者戦では、田村さんが見事三連覇達成です。

ちなみに、六戸場所・長者場所・十和田場所・(南部場所)で免状を獲得した方には将棋まつりにおいて渡辺竜王より直接免状を授与されるそうです。めったにないチャンスですので、段位獲得目指して頑張ってほしいと思います。

レーティング選手権の予選に県内から参加した人もいるようです。


第32回長者場所将棋大会 案内

日時 平成22年4月4日(日) 午前10時開始
会場 八戸市長者公民館

クラス 有段時間差戦 
       優勝者は北奥羽名人戦挑戦者決定Tにシード
     二段位獲得戦
     初級者戦

会費 一般2000円
    学生1500円
    初級者戦に参加の小・中学生は1000円

主催 長者将棋愛好会

弘前市民将棋大会と六戸場所将棋大会 

 今度の日曜日は、弘前市民将棋大会六戸場所将棋大会があります。同じ日というのがなんとも残念ですが、どちらも素晴らしい大会ですので、奮って参加いただきたいと思います。
 さて、弘前市民将棋大会Aクラス上位者をアップしたいと思います。(ちょっとした思惑もあったりしますw)
懐かしい名前があったり、意外な名前があったりと、波乱含みな結果となっております。今年は、どういった名前が上位に来るのでしょうか。

弘前市民 Aクラス上位者

回  西暦  優勝     二位    三位      三位
1   2005  工藤俊介 松本徳吉 佐々木潤一 落久保政伸
2   2006  横山幸男 船橋隆一 佐藤晃    工藤俊介
3   2007  工藤佳織 広部康夫 船橋隆一   外崎城司
4   2008  工藤俊介 三浦 行  横山幸男   飯田巧
5   2009  山岸亮平 成田豊文 工藤俊介   工藤佳織

六戸場所は、ほぼ同じような名前が独占しております。三連覇なるのでしょうか。

六戸場所 高段者 上位者

西暦  優勝     二位     三位      三位
2005  橋立正大  田村純也  三津谷一途 飯田巧
2006  田村純也  中川慧梧  三津谷一途 福士寿仁
2007  中川慧梧  田村純也  松田献一  中川滉生
2008  田村純也  中川慧梧  宮野善徳  櫻井飛嘉
2009  田村純也  中川滉生  三浦仁志  窪田武

囲碁大会の様子

 3月14日(日)にパークホテルではなく、デーリー東北にて囲碁の大会がありましたので、見学に行ってまいりました。大会名にだまされて、よく確認もせずにパークホテルにいくところでした。


E1003140会場は将棋でも使っている6階の会議室を全面使用して行われておりました。10時間際に会場に着くと、すでに多くの参加者で溢れかえっておりました。一方、運営側の人は受付や各リーグ戦の組み合わせにテキパキと動いておりました。


E1003141 参加者数はなんと180名! ほとんどが60歳以上の男性で、女性は10名弱、学生は10名ほどといったところでしょうか。将棋の大会でも見覚えのある顔が何名かおりました。運営側も各クラスの担当者5名、受付数名、統括といった感じで、10名前後が運営にあたっていたように思います。


E1003142将棋で言えば、11月の団体戦のような感じです。それぞれ40名弱が5クラスに分かれ、持ち時間40分の切れ負けで、変則スイス式5回戦で対戦は行われておりました。これだと、どれだけ大規模でも5時ぐらいには終わりそうな気がします。
 

E1003143その中で、一番下のEクラス(3級~15級)を主に見てきました。まず、受付にて、参加者がそれぞれ氏名等を規定の用紙に記入し、その用紙をもとに各クラスの担当者が1回戦の対戦相手を任意に決定し、開会式の間に組み合わせ表に氏名を書き込んでおりました。
 開会式が終了後、組み合わせ表にもとづいて1回戦が行われました。そして、対局が終了次第担当者に結果を報告します。興味深かったのは2回戦の組み合わせ方法です。スイス式では1回戦が全て終了してからの組み合わせを行いますが、八戸方式では対戦が終わった順に、勝者同士・敗者同士を対戦させておりました。これは、少しでも空き時間を無くそうという配慮だと思います。

E100314 この方法は、たださえ40名前後と大規模でかつスイス式での変則方式ということで、運営側にある程度の技量と経験が必要だなと感じました。私は1時間ほどで帰ってきましたので、最後までは見れませんでした。心配に感じたのは、この方法だと5回戦あたりでの組み合わせが重複したりする可能性があるのではと思いました。

 ただ、下のクラスでは5連勝のものを昇級させるということで、成績上位者の管理がしっかりしておれば大丈夫なわけで、順位が下の方は、ある程度ルーズでもよいという考えかもしれません。そのほうが、きっちり管理するより、現実的とも言えます。

 いつも使っている会場で、まったく異なる光景が見れて、驚いた部分もあり、ためになる部分もありました。短い時間でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。よその世界を見てみるのも大事ですね。

 

文化庁・八戸親子将棋教室 

平成22年3月13日(土) PM2時~5時 八戸市スポーツ研修センター
参加者 小学生40名ほど

講師 青野照市九段、渡辺弥生女流2級

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 八戸で親子将棋教室が行われ、当日参加の子も含めて小学生40名弱、父兄20名程の参加をいただきました。始めの1時間ほど、将棋の基本について講演いただき、続いて指導対局をしていただきました。子供たちにとっていい思い出になったと思います。
 将棋教室終了後、両先生には懇親会にも参加頂きました。渡辺女流には将棋の話よりも「どうしたら東大に入れるのですか?」という質問が多かったように思います。青野先生には自ら席を移動して、支部の皆さんとお話いただきました。両先生には昼から教室から夜遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。


3月20日は将棋教室の最終日で会場は更上閣です。
4月の将棋教室はありませんが、更上閣にて自由対局となっています。

レーティング選手権 東北地区予選

アマ連のホームページによりますと、東北予選は朝日アマのように3地区に分かれて行われます。ただ、長年勘違いと言いますか、知らなかったのですが、その地区割りが違うようです。

青森県・秋田県 秋田市にて 3月21日(日) 午後1時から
岩手県・山形県 盛岡市にて 3月21日(日) 午前10時から
宮城県・福島県 仙台市にて 3月21日(日) 午前10時から

 青森県と秋田県というのはまだしも、岩手県と山形県が同一地区というのは見たことがありません。隣接すらしていない県同士の組合せはちょっと考えられません。
 まあ、いずれにしてもそのようになっておりますので、青森県から参加されたい方は、秋田市まで遠征してください。ざっと三八地方からだと車で4時間でしょうか・・・・。県内から行くのは弘前から一人ぐらいしか思い浮かばないので、さして問題はないでしょうけど。

 銀河研掲示板を見直したら、参加資格は東北在住となっております。どちらが正しいのでしょうか。参加される方は、確認の上御参加ください。繰り返しになりますが、弘前と六戸でも大会があります。それから、R選手権当日の5月3日は南部場所がありますので、こちらの大会に出てもらえればうれしいです。

2009年 東北地区代表成績

横山幸男 2勝4敗
小山怜央 3勝3敗 武田俊平氏に勝利
菊田公毅 5勝1敗 ベスト16

 小山君は、ここでの活躍から全国的にも注目される存在になったと思います。

朝日アマ全国大会 結果

平成22年3月13日(土) チサンホテル浜松町

1回戦
小山怜央(北東北) ○ - ● 白井厚男(四国)
鈴木勝裕(西東北) ○ - ● 桑江裕丈(南九州)
菊田公毅(南東北) ● - ○ 山崎陽介(東海)

2回戦
小山怜央 ○ - ● 川西勇作(近畿)
鈴木勝裕 ● - ○ 金堂晃久(北九州)

準々決勝
小山怜央 ● - ○ 武内譲司(南関東)

朝日新聞記事

 北東北代表で出場した小山君が、1回戦・2回戦とも勝利し、朝日オープン出場を決めました! おめでとうございます。
 昨年の中川慧梧君に続き、岩手の高校生がプロ棋戦に出場することになります。こちらの大会での活躍を楽しみにしたいと思います。頑張ってください。
 しかし、岩手の高校生はどれだけ強いんでしょうね。全国大会の枠を二つほしいぐらいですね。

準々決勝
小山怜央 ● - ○ 武内譲司
藤本裕行 ● - ○ 早咲誠和
川上猛男 ● - ○ 長沢忠宏
金堂晃久 ● - ○ 小泉卓也

準決勝
武内譲司 ● - ○ 早咲誠和
長沢忠宏 ○ - ● 小泉卓也

決勝
早咲誠和 ○ - ● 長沢忠宏


毎日杯 結果

掲示板より

平成22年3月14日(日) 青森支部道場
23名参加


準々決勝より(左側が勝者)
 櫻井飛嘉四段(浦町中2) - 大澤啓二四段(古川中2)
 奈良岡実五段(青森市)  - 成田豊文四段(北斗高1)
 工藤俊介五段(青森高3) - 嘉瀬松雄五段(青森市)
 旦代一男四段(青森市)  - 山岸亮平四段(小中野小6)

準決勝
 櫻井 - 奈良岡
 工藤 - 旦代

決勝
 櫻井 - 工藤(107手)

となりまして、櫻井四段が工藤五段の連覇を阻止し、初優勝を飾りました。

以上転記

 櫻井君にとって高段者クラスでは意外にも初の優勝でしょうか。次の目標は三大タイトルや県代表になることでしょう。より一層の活躍を期待したいと思います。


小学生名人東日本大会 結果

平成22年3月13日(土) 中野サンプラザ
都道府県代表24名と招待2名の合計26名


相坂啓太(青森・浜田小5)
 予選通過
 1回戦 ● - ○ 川村悠人(神奈川) 09小学生名人3位

 相坂君は予選を突破し、見事二日目に残りました。
二日目の1回戦は川村君との対戦で、残念ながら敗退となりました。
結果はベスト14となりました。これも立派な成績だと思いますので、
胸を張って帰ってきてほしいと思います。お疲れ様でした。

準々決勝
永本裕貴(静岡)  ○ - ● 新藤春実(群馬)
阪本  駿(栃木)  ● - ○ 堀田久里生(招待)
引間直杜(埼玉)  ● - ○ 山川泰熙(招待)
川村悠人(神奈川) ○ - ● 中山滉貴(愛知)


準決勝
永本裕貴 ● - ○ 堀田久里生
山川泰熙 ○ - ● 川村悠人

堀田君と山川君が東日本代表に決定

八戸支部対抗戦選抜大会 顛末

2月に支部対抗選抜があって、代表にも選ばれたので久々に自戦記を書きました。すぐには書けたのですが、アップする気にはなれず、日にちだけが経ってしまいました。折角ですので、最後のほうは省略してアップすることにしました。このような結果にいろいろな意見があると思います。私には正直わかりません。長文かつヘボ将棋の内容ですので、時間があったら読んでみてください。

 私が三段を獲得したのは2004年5月。次のステップとして四段位獲得のほかに支部対抗出場も普通は視野に入るものだろう。ただ、そのころは八戸支部として支部対抗県大会にすら出場することはなく、自ずと出場機会はなかったため、その存在は遠い世界のものでしかなかった。
 支部対抗と聞いて思い出すのは、2005年の船橋・村元・豊川の学生3人が東日本大会で三位に入ったことだ。この大会で他県の強豪をなぎ倒し四段を獲得した彼らがまぶしく思えたものだ。全国大会で四段獲得とはなんと格好いいことだろう。彼らの活躍が少なからず、支部対抗への憧れを抱くきっかけになったように思う。
 ただ、三段位を獲得してからは大会参加への足取りも重くなった。大きな目標を達成した満足感と、ここが限界だろうなというあきらめで、盤に向かう時間は減っていった。当時は四段位を獲得できたらなと思うぐらいで、支部対抗戦出場など二の次だったと思う。

 大きな転機となったのは、2007年4月。八戸支部が再編され、その流れで2008年2月の支部対抗県大会に八戸支部として出場することになった。推薦で選ばれたのは、上舘・橋畑・松本の三名。これまで指をくわえて見ていることしか出来なかった支部対抗戦に出られるとあって、気分は一気に高揚した。本番に向けて、将棋24で実戦を重ね、満を持して青森支部道場へと向かった。
 しかし、私は1勝3敗とチームの足を引っ張り、チームも敢え無く予選敗退となった。帰りの際、真冬の風がより一層冷たく感じたものだ。

 迎えた2008年度も八戸支部は大きな転換点を迎えた。なんと100人支部達成により、支部枠で出場できるようになったのだ。支部の三段以下で3位までに入れば東日本大会出場と、本当に手の届くところまでその距離は近づいた。
 2009年2月に支部名人・支部対抗・シニアの代表権を賭けて初の八戸支部大会が行われた。しかし、結局この大会に私は参加しなかった。一番の理由は単純に寝坊したこと。その他に、実戦不足による棋力低下、どうせ出ても負けるだろうという負け犬根性、八戸支部として送り出すベストなメンバーに私が選ばれてもいいのだろうかという後ろめたさ。前年の県大会での不甲斐ない成績が思考を後ろ向きにさせていたのかもしれない。
 初の支部対抗出場を決めたメンバーは窪田・橋畑・山岸という地方の一支部としては最高レベルの戦力が揃った。そして、東日本大会では見事予選突破を果たした。
 この支部対抗は御存知の方も多いと思うが、段位獲得戦が数多くある本県は、強ければあっという間に四段になってしまうので、段位は三段以下で、実力は四段以上という存在はほとんどいない。しかし、段位獲得戦の少ない他県は当たり前のように、四段クラス以上を揃えてくる。この大会で本県勢が活躍することは、一般の全国大会で活躍する以上に難しいと思う。それだけに、今回の予選突破は支部にとってこの上ない朗報となった。

 年が明けて2010年2月11日に第2回の八戸支部大会が行われた。前年に、参加すらせず出場を逃したことが悔やまれ、どうせ負けるにしても、参加して負けようと思い、1月から地元大会に参加し、実戦感覚をとりもどそうと努めた。ただ、ネット将棋もせず、それほどこの大会へ強い気持ちを持って臨んでいたとは言えない。

 それでも、大会へ向けては、事前に予想をしてみた。山岸君が四段獲得で抜けたとは言え、昨年代表の窪田さんと橋畑君は当然有力候補だ。それに急速に力をつけてきた伊東君と工藤光一君の4名が中心となってくるだろう。そこに私が割って入る余地はないだろうと。

 大会の前日にはどうしても外せない飲み会の予定が入っていた。大会は9時からでもあり、深酒だけはさけたいと思っていたが、飲んでしまえばいつもの有様。大会当日の朝は体調が悪くこのまま惰眠を貪ろうかとも思った。しかし、なんとか気力を振り絞り、ぎりぎりの時間になって会場へ向かった。

 会場に着いて、申込用紙に名前を記入した。思いの外、参加者が少なく、8名しかいない。単純な確率は8分の3で、4割弱だ。これは、意外と望みもあるのではないかと思った。反面、これしか参加者がいないのかと残念にも思った。ベテラン勢が数名シニアにエントリーしたこともあるが、なんとも寂しい数字だ。今の将棋教室の生徒がこのクラスにエントリーできるまで育つまで待つしかないだろうか。

 いよいよ、抽選が始まり組合せが決まった。大会方式は通常の大会と同じ予選4人リーグから2名が進み、その後決勝トーナメントが行われる。私の組は、窪田・工藤・原・松本。いきなり鬼ブロックに入ってしまった。さきほどかすかに芽生えた希望のつぼみは、あっけなく潰えてしまった。
10feb11_4 気を取り直しての一回戦は原君との対戦となった。将棋教室では先輩格の中学生だ。段位は初段ながらこの大会に参加するその心意気は素晴らしい。来年以降彼に続く存在が出てきてほしいものだ。
 相振り飛車となった本局は、原君が力を出せずに終わった。私から見れば、冷や汗をかくこともなく無難に終えることができた。ただ、原君に感想戦で驚愕の手を指摘された。この日は不思議な出来事が多い一日だったが、その第一弾が図の局面だ。なんと、▲39玉と自ら王手・飛車・銀取りの位置に玉を移動してしまったのだ。△57角成とされれば、即投了級の大悪手だ。しかし、原君はなぜかこの手をスルーしてしまった。何も気づかず数手後に▲58金とし、事なきを得た。勝ったから良かったものの、こんな手を指していてはとこの先が思いやられた。
 
 隣の対局では、決勝の一番ではと思われるような窪田さんと工藤君の対戦が行われ、ここで工藤君がなんと窪田さんに勝利。いきなり波乱の出だしとなった。そして、私の二戦目は工藤君との対戦となった。ここで勝つとベスト4となり出場に大きく近づく。負ければ窪田さんとの対戦が予想され、ほぼ可能性はない。私が選ばれるには、ここが大一番だと思った。工藤君は最近の一般大会でも活躍している中学生で、実力も飛躍的に伸びている。勝利するには厳しい相手だ。
10feb111 四間飛車対居飛車急戦調のなった本局は、中盤で飛車・銀交換を余儀なくされ、さらには角・銀交換と駒損は拡大していった。こちらの望みは、相手玉の薄さと△22角の壁による玉の狭さだった。 藁にもすがる思い出で、細い攻めを繋げ、何とか喰らいついて、手にした飛車を相手陣に打ち込んだときには、だいぶ良くなっているのには驚いた。
 しかし、そこからの寄せ手順の拙さは天下一品の私。するすると入玉模様とされ、もう届かないかと思われた矢先、図の▲64龍に対しての次の一手が工藤君にとって致命的だった。(ここで、一分ほどで次の一手を考えてください)


 龍の筋を止めるために△65に歩を打った罪は大きく、▲57歩での王手に思いの外狭い相手玉は逃げることも出来ず、龍を切らざるを得なくなった。
 最後は二枚飛車に追われることになり、ほどなく投了となった。歩を打ったところで△65金を打っていれば、こちらに継続手はなく、こちらの負けだった。なんとも、どうして勝てたのか自分でも分からないような、ただただつきに恵まれた一局だった。

 こうして、望外の2連勝で予選突破を果たした。後は2戦して1勝すれば良い。一方で窪田対工藤の再戦が行われることになった。この対局で、どちらかを八戸支部として失うことになる。果たして私が勝ったことが良かったのだろうかと一瞬頭をよぎった。結局は窪田さんが工藤君を下し、工藤君の予選敗退が決まった。工藤君はおいらせ町ながら八戸支部に所属している。恐らく支部対抗で東日本大会に出場したい気持ちも強いだろう。その望みを絶ってしまった一因を作ってしまったことに申し訳なさを感じる。しかし、オジさんも出場したいのだ。
 
10feb11_2 代表の座を賭けた一戦は橋畑君との対戦となった。橋畑君は支部対抗には2008・2009年と連続で八戸支部代表となっている。四段位獲得戦でも上位に顔を出す若手だ。
 相振り飛車となった本局は、これ以上ないというほどうまく指すことができ、弱体化した相手陣に飛車を先着できたときには、優勢を意識した。
 しかし、ここからの拙攻はお約束。「固い、攻めてる、まごつく」が私の逆転負けパターンだ。切れない刀で迫るが、一向に攻めが届かない。挙句には、王手飛車のラインに自ら龍を移動してしまう始末。(図の局面では△97龍と角をボロッと取られ駒損が大きく既に逆転模様だったか)図では▲52香車成としたいが、△64角で王手飛車を喰らってしまう。手筋っぽい▲64歩に対し△75角。王手飛車を防げたものと思い込んでの▲52香車成に当然の△64角でジ・エンド。▲64歩では▲44歩ぐらいだったか。いや、そもそも、51の龍を▲31龍と逃げずに、▲21龍でも良かったし、その前に▲42角成もあった。その後はなんとか粘ってはみたが、力尽き逆転負けとなった。この将棋を落とすようではと暗澹たる気持ちになった。ただ、今になって振り返ってみると、悪くなっても簡単に土俵を割らない橋畑君の粘り強い将棋は流石だなと思った。
 一方の準決勝は、窪田さんが伊東君を下し、2年連続東日本大会出場の切符を手にした。

 気を取り直して、最後の出場権を賭けた三位決定戦は伊東恒紀君との対戦となった。小学校3年生ながら3段位を持つ、八戸支部次世代のエースだ。昨年のJT東北大会低学年の部優勝や、12月の小学館学年別大会でも優勝し、これからの活躍が楽しみなホープだ。
 四間飛車対右四間飛車となった本局は、相手の攻めをうまく捌き、自陣に馬を引きつける手厚い展開となった。そこから伊東君は端攻めに来た。なんとか凌げるだろうという楽観とは裏腹にうまく食いつかれてしまった。しかし、なんとか猛攻をかわし、中段に玉が逃れたあたりでは一息つくことができた。
 そして、待望の反撃に出て玉頭から殺到し、またもや怪しいながら攻めを続けた。自玉に詰みが無いかを何度も確認しながら、慎重に相手玉を追い詰めて行く。頭の中には「東日本大会出場」の言葉が駆けめぐる。ギャラリーも回りを囲んで注目している。手のひらとわきの下に冷たい汗を感じる。将棋指しにとって、最も高揚する瞬間だ。
 そして、とうとう相手玉を詰み筋に追い込んだ。読みに抜けはないか慎重に秒読みの時間を一杯に使う。どう考えても大丈夫なようだ。そして、とうとう相手玉を詰ますことができた! これで東日本大会出場だ!
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 しかし、この日一番の事件は直後に起きた。いや、厳密にはだいぶ前から事件は起きていたが、気づいていないのは対局者のみという状況だったのだ!
 問題の中盤の図で私が指した手がいけなかった。それは▲67歩! そう、私が二歩をやらかしたのだ。しかし、数手前に指した▲62歩の存在に双方気づかなかい! そして、そのまま最後まで対局を続けてしまったのだ。本地方のルールは、記録がつかない場合、反則は当事者の申告によるものとし、外野からの申告はしてはいけないものとなっている。そして、投了が全てに優先される。
 終局後、すぐに指摘され双方茫然自失。反則を犯していながら、私が勝ってしまったのだ。

  東日本大会には今ところ、日程調整をして出ようと思う。これも何かの縁と考え、最善だけは尽くすつもりだ。

朝日アマと小学生名人

 今週末は朝日アマと小学生名人東日本大会が行われます。

朝日アマ
小山怜央(北東北) - 白井厚男(四国)
鈴木勝裕(西東北) - 桑江裕丈(南九州)
菊田公毅(南東北) - 山崎陽介(東海)

アマ連HP

 まずは、二連勝でプロ棋戦出場を期待したいと思います。頑張ってください。


小学生名人
青森県 相坂啓太 青森市立浜田小5
岩手県 小林義朋 岩手大学教育学部附属小3
宮城県 堀川将生 仙台市立高森東小4
秋田県 田中大貴 秋田市立桜小5
山形県 岡部怜央 鶴岡市立朝暘小4
福島県 有賀才貴 西郷村立小田倉小5

 青森県からは相坂君が出場します。個人戦での東日本大会は初めてかと思います。緊張するかもしれませんが、盤面に集中して存分に持てる力を発揮してほしいと思います。頑張ってください。


囲碁 八戸での普及活動

 先日のデーリー東北に、日本棋院八戸支部幹事長の竹井勝氏の記事が載っていました。1996年に八戸支部幹事長に就任してから当時30名だった支部会員を2009年12月時点で150名まで増やしたそうで、これは全国でも上位10位に入るほどだそうです。身近にもこんな凄い人がいたのですね。
 記事の中で、会員拡大の要因としてあげているのが、

・大会数の増加 年9回開催 
・幼稚園や保育所での普及活動
・「ヒカルの碁教室」の開催

 特に目新しいことはなく、地道な活動を続けてきた成果なのでしょう。しかし、それは決して口で言うほど簡単なものではないはずです。10数年に渡る永続的な活動と情熱があってこそ、今日があるわけで、近道がどこかにあるというわけではなさそうです。

 普及という点では将棋と共通する部分が多いと思います。3月14日に八戸パークホテルで大会があるようなので、普及への近道がないか潜入捜査してきたいと思いますw

デーリー東北 熱中人

日本棋院八戸支部の会員数が150人を突破(2010/01/08)

第34回毎日杯争奪将棋大会 案内

《日時》平成22年3月14日(日)午前10時開始
《会場》日本将棋連盟青森支部道場(青森市緑3の1の2)

《参加資格》県内在住もしくは出身のアマチュア愛好家
《参加費》一般2000円、中高校生1500円、女性・小学生1000円

《申し込み》当日の午前9時半から10時、会場で受け付ける。

《競技方法》総平手戦、対局時計使用。各組4人で予選リーグを戦い、勝ち抜いた者でトーナメント

《問い合わせ》奈良岡実・県将棋連盟代表幹事(電話017・775・7744)。

主催 県将棋連盟、毎日新聞青森支局
後援 青森放送

毎日新聞

文化庁春休みこども将棋教室・級位検定会 案内

◇目的 日本の伝統文化である将棋を学ぶことによって
     青少年の健全育成を図る

◇対象 18歳以下で将棋を学びたい方
     棋力向上を目指す方
     及びそのご家族
 
◇主催 文化庁

◇後援 東奥日報社

◇主管 青森県将棋連盟

◇日時 平成22年3月22日(月・祝)
     10:00~16:00

◇会場 日本将棋連盟青森支部道場

◇内容 入門教室   10:00~12:00
     中級教室 10:00~12:00
     練達教室 13:00~16:00
     級位認定会  13:00~16:00

◇講師 日本将棋連盟プロ棋士 富岡 英作8段 宮田 利男7段
     県将棋連盟  奈良岡 実 棋道指導員ほか

◇会費 無料

◇申し込み 青森市緑3-1-2 青森県将棋連盟
      電話・FAX 017-775-7744
      先着30名 3月15日まで

 級位認定してもらえる機会は多くないので、級位者の方は是非、御参加ください。

文化庁・八戸親子将棋教室 開催

既に申し込みは締め切っております。


日時 平成22年3月13日(土) 14:00~17:00
会場 八戸市 スポーツ研修センター2F(長根運動公園内)
講師 青野照市九段、渡辺弥生女流

 既に、定員を満たしており、申込みは締め切っております。
記録としてアップしておきます。


有段者選手権 二日目 結果

平成22年3月7日(日) 青森支部道場


準々決勝(左側が勝者)

工藤俊介五段 ― 長谷川裕五段
田村純也五段 ― 大澤啓二四段
嘉瀬松雄五段 ― 旦代一男四段
三浦  行五段 ― 佐々木潤一五段

準決勝

工藤―田村
三浦―嘉瀬

決勝
三浦―工藤  (75手)三浦五段は有段者選手権初優勝


 三浦さんが見事初優勝を飾りました。おめでとうございます。同時に、東北六県大会先鋒の座を手にしました。昨年の六県大会では残念な結果となりましたので、その雪辱を果たしてもらいたいと思います。
 そして、六県大会のメンバーは三浦さん・横山さんと弘前勢が揃いました。もう一人はどうなることでしょうか。
 三浦さんが青森で戦っているころ、八戸では教え子でもある赤坂直哉君が初段位下戦の決勝に臨み、見事勝利しました。自分の優勝以上にこちらを喜んでいるのではないでしょうか。是非、六県大会でも弘前の、そして八戸の教え子たちにいいところを見せてほしいと思います。
 個人的には、工藤君に優勝しもらって六県大会でその雄姿を見たかったものです。4月からは県外での大学生活となり、こちらの大会からは離れることでしょう。これからは、王座戦や各種全国大会など、遠くからでも分かるような活躍の様子を届けてほしいと思います。

鮫場所将棋大会 結果

平成22年3月7日(日) マリエント
参加者66名


高段者戦 21名

優勝 飯田  巧五段(むつ市)
二位 工藤光一三段(おいらせ 中2)
三位 横山幸男五段(弘前市)
三位 中川滉生四段(八戸市 中3)


三段位獲得戦 23名

優勝 田中修平初段(八戸市) =二段位獲得
二位 小山真央二段(釜石市 小6)
三位 山本伊知郎二段(青森市 中2)
三位 上野行雄二段(八戸市)


初段位下戦 22名

優勝 赤坂直哉  (八戸市 小5) =初段位獲得
二位 吉田  陽  (青森市 小3)
三位 西原小太郎(八戸市 小3)
三位 西田祐成  (八戸市 小6)


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 今回、初めてマリエントでの鮫場所将棋大会に参加してまいりました。会場のマリエント5階は普段は展望室で、一面の窓から見える景色はこれまでのどの大会よりも素晴らしいものでした。その開放感あふれる会場で本大会は行われました。
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 初段位下戦は、ベスト4が小学生となり、学生大会の様相を呈しました。そして、八戸子供将棋教室として、うれしい赤坂直哉君の初段位獲得! 2008年4月から将棋教室が始まって、そこで中心的存在だった直哉君がとうとう初段位を獲得するまでに至りました。もちろん、抜きん出た存在の伊東恒紀君や、先輩格の工藤雄一郎・原一貴君も既に段位を獲得しております。しかし、まさに将棋教室が育てたといっていい直哉君の優勝は関係者にとって、これほどうれしいことはないでしょう。
 優勝を決めても務めて平然としている本人をよそに、嬉しさを押し殺すように敢えて厳しく接する某先生。ただでさえ涙を抑えきれないお母さんのもとに、早速手にした賞状を「賞状貰ったよ」といった感じで無邪気にも足早に届け、さらなる追い打ちをかける直哉君。そして、先日青森での小学生名人戦の大会には遠路付き合ったにも関わらず、今回の喜びの瞬間に出くわすことができなかった坂本先生。さかんに皆さんに「なんで今日来てないんだよ!」と毒づかれておりました。(直哉君がトーナメント表を前に携帯で話していたのは坂本先生だったのかな。)そのひと時は八戸支部として至福の時だったように思います。
 もちろん、勝負の世界には勝者がいれば、敗者がいます。今回悔しい思いをしたのは吉田君でありました。先日の小学生名人戦では四位に入り、実力的にはいつ初段を取ってもおかしくありません。今回は指運の差で、残念な結果になってしまいました。私などが言うのはおこがましいですが、小学生の間に悔し涙を流す機会がどれほどあるでしょうか。今日、吉田君はこれ以上ないエネルギーを手にしました。この扱い難いエネルギーをどう使うかは本人次第。是非、いい方向に次回の大会にぶつけてほしいと思います。


 三段位獲得戦では、田中修平さんと小山真央君の対戦となりました。相居飛車で序盤早々、居玉の状態で飛車角を総交換する激しい展開となり、50手ごろには既に終盤となっておりました。結局は田中さんが押し切って見事昇段を果たしました。さて何段になるのかは、ちょっとわかりません。田中さんは八戸市内の高校を出て現在大学生の模様。詳しくは承知しておりません。2008年新春場所において、Bクラスで今や知らぬ人はいない山岸君に次いで二位になった記録が残っております。そこでは初段でしたので、二段昇段でしょうか。当大会を改めて見ると、Cクラスで伊東恒紀君が優勝していたり、大澤君がまだ初段だったり、わずか二年の歳月の移り変わりに驚いてしまいます。
 短手数に関わらず難解だったこの将棋の感想戦で、脇で見ていた小山怜央くんがサラサラっと長手数の詰めろ逃れの詰めろみたいな手順を示しておりました。あまりに鮮やか過ぎて、おじさん達にはついていけませんでしたw
 全国大会で上位に行く人の頭の構造は違うもんだなといたく感心しました。


 高段者戦では、飯田さんが工藤光一君を下し、見事優勝しました。飯田四間飛車に対し、工藤君は居飛車穴熊を目指しました。それに対し振り飛車側は石田流に組み換え、作戦勝ちに見えました。しかし、居飛車側が機敏に仕掛け、交換した飛車を先着できる展開になりました。そこで、工藤君に良くなる筋もあったたようですが、それを逃しからは飯田さんが終始リードを保ち、最後は詰めろでいいところを格好良く即詰みに打ち取り、ギャラリーを唸らせておりました。
 ただ、最後の部分は極めて怪しく、さっそく感想戦で検討してみたところ、なんと工藤君に逃れる筋があることがわかりました。飯田さんにとっては、なんとも後味の悪い勝利となってしまいました。
 ちなみに、山岸君を破った小山君を破った滉生君を破った光一君を破ったI田さん。という図式にご本人はたいそうご満悦でした。

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第37回鮫場所将棋大会 案内(再掲)

日  時 平成22年3月7日(日)午前10時開始
会  場 八戸市水産科学館マリエント

会  費 2,000円(昼食付)

クラス  有段者戦(三段以上)
     三段位獲得戦
     初段位下戦(級位者が優勝の場合は初段位免状)

主  催 かもめ棋友会
後  援 日本将棋連盟八戸支部、デーリー東北新聞社


 有段者選手権の決勝が行われます。栄冠を手にするのは誰になるのでしょうか。

長谷川 裕 ⑤(弘前市)
嘉瀬 松雄 ⑤(青森市)
三浦 行  ⑤(弘前市)
工藤 俊介 ⑤(青高3 )
佐々木潤一⑤(青森市)
田村 純也⑤(八戸市)
旦代 一男④(青森市)
大澤 啓二④(古川中2)

東北R選手(岩手ブロック) 案内

銀河掲示板より

R選手(東北岩手ブロック)

日   時 平成22年3月21日
受付締切  09:40
対局開始  10:00

会   場 盛岡市 国保会館


競技方法 スイス式4回戦 (全勝複数の場合優勝決定戦)
持ち時間 30分(40秒)

参加費   一般 2,000円(昼食付) 
      (アマ連会員と高校生以下500円引)

参加資格 東北在住の方

*他の東北ブロック予選に重複して参加は出来ません。


 六戸場所、弘前市民大会と日程が重なっております。
 

五社対抗将棋大会 結果

平成22年2月27日(土)
15チーム45名 参加
矢内理絵子女王

【団体戦】
A級  優勝 青森市交通部  準優勝 日本原燃
B級1組優勝 青森市交通部  準優勝 東北電力
B級2組優勝 日本原燃    準優勝 市交通部

【個人戦】
A級大将戦 ①相坂 嘉人(東奥日報)②倉内勇喜夫(市交通部)
A級中堅戦 ①鹿内 利行(市交通部)②菊地 秀和 (日本原燃)
A級先鋒戦 ①白岩 行夫(東北電力)②杉木 均  (市交通部)

B級1組大将戦①千葉 誠昭(東奥日報)②乳井 秀春(市交通部)
B級1組中堅戦①堀口 亮  (日本原燃)②有馬 茂 (市交通部)
B級1組先鋒戦①鈴木伸太郎(東北電力)②三津谷郁夫(市交通部)

B級2組大将戦①千葉 敏彦(市交通部)②工藤 則敏(東奥日報)
B級2組中堅戦①小出    (日本原燃)②佐藤 信克(市交通部)
B級2組先鋒戦①野呂 殻義(市交通部)②倉岡 秀樹(日本原燃)

 矢内理絵子女王が来るとあって、参加者も例年以上ではなかったでしょうか。楽しい時間を過ごしたことだけは間違いないでしょう。

3月の大会日程

3月  7日(日) 県有段者選手権決勝(青森市)
           鮫場所将棋大会(八戸市)

3月14日(日) 毎日杯(青森市)

3月21日(日) 弘前市民将棋大会(弘前市)
          六戸場所将棋大会(六戸町)
          R選手権予選会(盛岡市)

3月28日(日) なし


全国大会
 3月13日(土) 朝日アマ全国大会(東京都)    北東北代表:小山怜央
 3月14日(日) 小学生名人東日本大会(東京都) 青森県代表:相坂啓太
 3月27日ー29日 キリン杯(大阪市) 

親子将棋入門教室参加者募集

掲示板より

 下記のとおり文化庁親子将棋入門教室を開催します。県内各地で同事業が行われていますが、どうぞ、鯵ヶ沢町にもおいでください。多数の参加をお待ちしています。

1.日 時 平成22年3月14日(日)午後1時から  終了予定 午後4時
2.場 所 日本海拠点館5F会議室

3.講 師 有野芳人六段 佐藤慎一四段
4.参加料 無料

5.対 象 将棋を学びたい方及びその家族 〈基本的に親子(親族)が対象
       ですが、親御さんが来られないときは子どもだけの参加も可能です。
       初心者大歓迎。また、大人の方の参加も可です。
       とりあえず限定20組となっています。

6.申込先 鰺ヶ沢町舞戸公民館 TEL・FAX 0173-72-5884 櫻井まで

こども将棋対抗戦

西部支部道場日誌に面白い大会が載っておりましたので、紹介したいと思います。
米子市こども将棋対抗戦

文科杯の予行を兼ねてということで、48名が参加して行われ、既に第4回を数えるそうです。

 小学生だけでなく、中学生も対象で、なおかつチーム編成が自由というところがいいですね。六月ごろに文科杯予選がありますが、その前哨戦として、同様の大会があってもいいのかなと思います。このような大会が全国でどれほど行われているのでしょうか。素晴らしい取り組みだと思います。

文科杯出場には学校の制限がありますが、この大会のようにチーム編成を自由にすれば、これまで団体戦に参加することができなかった生徒も参加することができ、団体戦の面白さを感じることが出来るのではないでしょうか。

学校単位で2人はいるが、もう一人がいないばかりに参加できない生徒も多いと思います。一度も団体戦の面白さ経験することなく卒業するのは、もったいないなあと思います。
 いきなり、文科杯予選となるとハードルが高いかもしれませんが、その一歩手前の大会があってもいいのかなと思います。

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