羽生名人のインタビュー
パイナップルに羽生名人のインタビューのリンクがありましたので、早速読んでみました。短いインタビューですが、なるほどと思わせる内容です。以下に印象に残った部分を転載します。
~転載~
■子どもたちに変化はありますか。
僕が子どもだったときよりも、今の子どもの方がレベルは圧倒的に高い。
ただ、最近の子どもはスマートで洗練されている一方、粘りがなくて非常にあっさりしている。それを考えると、子どもたちは定跡をたくさん覚えない方がいいかもしれません。
もがく力って結構大事で、おぼれそうになったときに身に付けた力が本当の力になる。将棋も必ず、対局でどうしたらいいか分からない場面に出会うことがあります。そのときに、もがいて、データからではなくて、自分の頭から発想して答えを出せる人が強くなるんだと思います。
~転載終わり~
「定跡をたくさん覚えない方がいいかもしれません。」というコメントは子どもを教える立場にとっては、うならされます。どうしても、得意戦法をもって定跡を覚えてといった手順になりがちです。感想戦で一緒に考えることを重視したほうがいいのかもしれません。
「もがく力って結構大事で」とありますが、これは将棋以外にも当てはまると思います。もがく度に何事も成長するものだと思います。私もダイエットに向けてもがいてみたいと思いますw
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