平成20年11月23日(日) デーリー東北新聞社
参加チーム数37 参加者数184名
Aクラス(合計段位無制限) 6チーム
優勝 八戸将棋クラブ(三浦行、中川滉生、三浦仁志、高橋克明、松原寛隆)
二位 棋衆会
三位 大山将棋記念館
四位 八戸支庁A
Bクラス(10段以下) 15チーム
優勝 JR東日本(笹原征昭四段、三浦道雄三段、佐藤透二段、門脇政男初段)
二位 久慈将棋道場A
三位 デーリー東北
三位 長者将棋愛好会
Cクラス (5段以下) 16チーム
優勝 十和田食肉衛生検査所
(杉山篤弥二段、田中純初段、栗林一博1級、小林繁樹1級、新井山潤一郎1級)
二位 十和田土曜会
三位 久慈将棋道場B
四位 かもめ棋友会

昨年よりも4チーム増えて37チーム184名の参加がありました。過去最多ということで、うれしい限りです。今回は深浦王位に加え本田女流の参加も大きかったでしょう。
Aクラスは八戸将棋クラブが四連覇。今回慧梧君が不参加で、予選で棋衆会に敗れるなど、厳しい戦いが続きました。決勝では2勝2敗で大将戦だけが残りました。ここで、三浦行さんが分枝さんに逆転勝ちし、見事優勝を勝ち取りました。棋衆会にとっては、予選で勝った相手に決勝で敗れるという悔しいものとなりました。特に三浦行vs分枝さんの一戦は、途中分枝さんに勝ちの局面もあっただけに残念だったと思います。それでも、懇親会の席で分枝さんは「終盤がまだまだ甘い、ここを鍛えればもっと強くなれる」と意気盛んでした。
BクラスとCクラスは参加チームが多いだけでなく、非常にレベルも高く昨年の優勝チームがともに予選敗退するほどでした。そのBクラスで優勝したのが、JR東日本。なんと四人編成のチームでした。強敵のデーリー東北戦では大将が空きのため田村五段との対局を避けることができました。ここでの勝利が大きかったように思います。
Cクラスにはこども将棋教室からも1チームが参戦しました。結果は残念ながら予選敗退となりました。さすがに合計段位5段のところに、級位者だけの編成では厳しいものがありました。ただ、来年もぜひ参加しもらいたいし、勝つチャンスも与えられないのだろうかと思います。そのためには、クラスをもうひとつ増やして合計段位0の級位者だけのクラスを作ってみるのも一考ではないかと思います。級位者層の参加を促す意味でも有効だと思います。ちなみに先月秋田市で行われた団体戦は3人一チームで6クラスという方式で、参加者はなんと270名弱!
同様の方式でやった場合、八戸でもより多くの参加者が集まるのではないでしょうか。スケジュールが厳しいのは重々承知していますが、春頃にそういった大会があれば盛り上がるのではないでしょうか。これだけ人気のある団体戦が年に一回しかないのはもったいないような気がします。
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