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2008年8月

H20アマ名人戦全国大会 一日目

田村純也(青森)
 1回戦 ● - ○桐山 隆(栃木)
 2回戦 ● - ○村上 圭(広島)

伊藤靖浩(山形)
 1回戦 ○ - ●小川陽平(京都)
 2回戦 ● - ○永森広幸(高知)
 3回戦 ● - ○小川陽平(京都)

笹川智泰(福島)
 1回戦 ● - ○津田功司(愛知)
 2回戦 ● - ○淡谷純夫(神奈川)

堀井邦明(秋田)
 1回戦 ● - ○山口直哉(兵庫)
 2回戦 ● - ○村井大輝(東京都)

三浦 行(青森)
 1回戦 ● - ○小牧 毅(埼玉)
 2回戦 ○ - ●里見卓哉(山口)
 3回戦 ○ - ●川西勇作(奈良)

岩泉 毅(岩手)
 1回戦 ● - ○古屋皓介(支部名人)
 2回戦 ● - ○河村茂雄(岡山)

辺見寿満(福島)
 1回戦 ● - ○早川 俊(新潟)
 2回戦 ● - ○増本敬(滋賀県)

庄司弘光(宮城)
 1回戦 ○ - ●細川大市郎(東京)
 2回戦 ○ - ●白井厚男(香川)

東北勢合計 5勝13敗 勝率0.278


  一日目が終わって、庄司さん・三浦行さんの二名が予選を突破しました。明日も上位進出目指して頑張ってほしいと思います。全体的に、今年は1回戦から強豪と当たるケースが多く、厳しい戦いだったと思います。それほど実力差があるとは思えませんが、小さな差が結果的にこのような勝率として反映されていると思います。
 今年の夏、東北の学生は素晴らしい成績を残しました。大人もそれに負けない成績を期待したいと思います。

第10回記念青森県将棋まつり 案内

将棋祭り

日時 平成20年9月21日(日)午前10時から午後5時まで
会場 青森市文化会館(青森市堤町1丁目)
会費 無料
招待プロ棋士 佐藤康光棋王、中村修九段、行方尚史八段、島井咲緒里女流初段
プログラム
    第1部 島井女流初段対山岸亮平全国小学生名人
    第2部 青森高校チーム対中村九段&県内女性アマチーム
    第3部 佐藤棋王対行方八段 目隠し対局
    その他 指導対局(プロ棋士の多面指し)

併設将棋大会(海の幸将棋大会)

会費  一般・大学生2000円、女性、小・中学生1,000円
クラス A(三段以上)
     B(初・二段)
     C(無段)
     D(初級)
     レディース
     各クラス総平手、対局時計使用
賞品  各クラスの優勝、準優勝、三位(2名)にお楽しみ海の幸
     ベスト8(4人)には協賛社からの賞品
審判長 青森県将棋連盟会長 渡辺三郎六段
申込  当日会場にて9時10分より受付開始

前夜祭

日時 平成20年9月20日(土)午後6時から
会場 青森国際ホテル2階「春秋の間」(青森市新町1丁目 017-722-4321)
会費 10,000円(中・高校生5000円、同伴の小学生以下無料)

申込・問い合わせ先
 青森県将棋まつり実行委員会事務局(青森市緑3-1-2 017-775-7744)

主催 県将棋連盟、青森テレビ、東奥日報社、行方尚史後援会
後援 青森県、青森市、青森県教育委員会、青森市教育委員会
   

9月の大会

9月 7日(日) 杉野杯(青森市)
9月14日(日) 福井資明九段追悼将棋大会(陸奥新報社6階ホール)
9月15日(祝) 田面木場所(八戸)
9月21日(日) 将棋祭(青森市)
9月21日(日) 赤旗津軽地区予選(弘前市)
9月23日(祝) 三八城場所(八戸)


10月13日(祝)  アマ王将戦(おいらせ町)
10月26日(日)  県職域団体戦(青森市)  *9月28日から変更

大山名人杯 結果

平成20年8月24日(日) おいらせ町
参加者151名
審判長 西村一義九段、副審判長 行方尚史八段

有段A(39名)

準々決勝(左側勝者) 
佐々木潤一五段(青森市)   - 竹ヶ原雅幸四段(十和田市)
成田豊文四段(古川中3)    - 荻上康博三段(むつ市)
工藤元三段(東北学院大学1) - 工藤俊介五段(青森高校)
西田明斗三段(岩手高校)   - 澤口諒允三段(岩手高校)

準決勝
佐々木潤一 - 成田豊文
工藤  元   - 西田明斗

決勝
佐々木潤一 - 工藤元

三段位獲得戦(32名)

準々決勝
櫻井歓太郎(鯵ヶ沢中3) - 川村翔平(岩手高校)
大澤啓二(古川中1)    - 川又祐斗(八戸市)
田岡拓也(岩手中2)    - 深沢典彦(おいらせ町)
天摩洋(八戸高専)    - 山本伊知郎(青森市)

準決勝
櫻井歓太郎 - 大澤啓二
田岡拓也   - 天摩洋

決勝
櫻井歓太郎 - 田岡拓也


初段位獲得戦(32名)

優勝 葛西康司(鯵ヶ沢中2)
二位 工藤雄一郎(八戸東中1)
三位 工藤(むつ市)
三位 木村(岩手中2)

小学生の部(36名)

優勝 兎内瑛裕(七戸小6)
二位 向谷地(おいらせ・木ノ下小3)
三位 臼田(むつ・城ヶ沢小5)
三位 兎内(七戸小4)

小学生新人の部(16名)

優勝 阿部太洋(おいらせ・百石小2)
二位 赤澤(八戸・三条小2)
三位 谷川(百石小2)
三位 村上(三沢幼稚園)


151名という参加者数は素晴らしいですね。少なくとも小学生の部で52名、上のクラスも含めると70名以上ということになるでしょう。そして、中高学生も含めると100名前後が学生ということになると思います。普及という点では成果が出ていると思います。
 有段Aでは、佐々木潤一さんが優勝しました。県内外の有力者が参加したこの大会での優勝は素晴らしいと思います。予選では矢田さんに一敗しましたが、決勝トーナメントでは終始安定した戦いぶりで、本筋の将棋にさらに磨きがかかったように思います。やはり、全国大会での活躍を見てみたいものです。
 段位獲得戦では、鯵ヶ沢中の2名が優勝しました。中学生団体戦での活躍も頷けます。日本海側から太平洋側までの遠征は大変だったと思いますが、帰りの道のりは楽しいものになったでしょう。鯵ヶ沢においての普及活動を知ることはできませんが、彼らの活躍がその成果を示していると思います。

第20回根岸場所将棋大会 結果

平成20年8月17日(日) 根岸公民館
参加者数 45名

二段位獲得戦
優勝 柳下美優紀初段(十和田市) =二段位獲得
二位 濱康裕1級(八戸市)
三位 佐々木雅偉1級(八戸市)

シニアの部
優勝 清川仁志四段(八戸市)
二位 杉山力四段(八戸市)
三位 下村裕司初段(八戸市)

ジュニアの部
優勝 工藤雄一郎1級(八戸市)
二位 山道嘉宏2級(八戸市)
三位 兎内瑛裕3級(七戸町)
三位 西原小太郎3級(八戸市)

 柳下さんが二段位を獲得しました。おめでとうございます。県内女性の二段位獲得は相馬さん・工藤さんについで三人目でしょうか。実力からすれば驚くことではないのですが、快挙にはかわらないと思います。三段位獲得も時間の問題でしょう。これからの活躍がますます楽しみです。

第3回田面木場所将棋大会

日 時 平成20年9月15日(祝) 午後1時開始
会 場 田面木公民館
クラス  高段者戦(三段以上)
     三段以下戦
     初段位獲得戦
会 費 千円

※高段者戦の優勝者は、北奥羽名人戦の挑戦者決定トーナメントにシード

主催 田面木将棋愛好会
後援 日本将棋連盟八戸支部、デーリー東北新聞社

家族・ペアリレー結果

平成20年8月17日(日) 青森支部道場
参加8組ー予選通過6組

準々決勝(左側が勝ち)
吉田葵2級・陽2級(浪館小6・2)ー佐々木潤一5段・相坂智子1級(青森市)飛車落ち
工藤宏平初段・麟太郎2級(青森市・ひかり保育園年長)ー奈良岡実5段・今由美2級(青森市)角落ち

準決勝
旦代一男四段・木村朋子1級(青森市)飛車落ちー吉田葵・あっきー
加藤静織初段・大生初段(弘前高2・弘大付中2)ー工藤父・麟太郎

決勝
旦代・木村ペア香落ちー静織・大生ペア

100人支部

ちょっと、前の話になってしまいますが、なんと八戸支部の会員数が102名となりました! 晴れて100人支部となり棋士の派遣など様々な特典を受けることが出来ます。今のご時世で新たに100人支部を達成することは非常に難しいと思います。それが実現できたことは皆様の御協力の賜物であり、支部関係者の一人として感謝申し上げます。この特典を利用して更なる普及に繋げてほしいと思います。

追記
 先日の都市対抗戦は、予選で八戸・横浜・東京23区が3すくみとなりましたが、大将(シニア)の成績により八戸は決勝トーナメントに進むことが出来ませんでした。ここを突破できれば仙台市との決勝戦も夢ではなかっただけに残念です。しかし、東京や横浜市と互角の戦いができたことは素晴らしいと思います。選手の皆さんお疲れ様でした。

赤旗大会予定

下北地区  9月 7日 下北教育館 0175-22-4058
津軽地区  9月21日 弘前駅前市民ホール 0172-34-4127
三八地区 10月 5日 三八城公民館 0178-44-215
東青地区 10月12日 青森中央市民センター 017-777-7243
県大会   10月19日 日本将棋連盟青森支部道場

リンク

池田修一杯 結果

平成20年8月10日(日) デーリー東北新聞社
参加者63名


池田修一杯(22名)  左側勝者

準々決勝
田村  純也 - 三浦行
櫻井  飛嘉 - 田村峻大
佐々木潤一 - 横沢大介
中川  滉生 - 工藤昭二


準決勝
田村純也 - 櫻井飛嘉
中川滉生 - 佐々木潤一

決勝
田村純也 - 中川滉生


三段以下戦(22名)

準々決勝
小林  豊 - 城前隆
河村  勇 - 小田桐弘雅
窪田  武 - 猪久保幸示
大澤啓二 - 松本徳吉

準決勝
大澤啓二 - 窪田武
河村  勇 - 小林豊

決勝
河村勇 - 大澤啓二


級位者戦(19名)

準々決勝
兎内貴裕 - 池田大地
赤坂直哉 - 向浜豊昭
川井郁弥 - 奥寺翔
原  一貴 - 山道喜宏

準決勝
兎内貴裕 - 赤坂直哉
川井郁弥 - 原  一貴

決勝
川井郁弥 - 兎内貴裕

 青野先生には、指導対局や決勝戦の大盤解説など、大活躍していただきました。ありがとうございます。打ち上げの席で、翌日は甲子園へ息子の応援でいくとの事。なんと、慶応高校のピッチャーなんですね。青森山田との対戦となるのは、何かの縁かもしれません。
 高段者の決勝は、田村対滉生となり、青野先生を意識してか先手滉生四間飛車対後手田村斜め棒銀となりました。専門家から直接解説を聞く事ができラッキーでした。
I田さんがなんとデジカメを購入。高校選手権の二日間で280枚も撮ったそうです。どうすれば、簡単に現像できるのか悩んでおりました。これからは、記録を取る姿ではなく、デジカメを構える姿を多く目にすると思います。
 今回は、青野先生の解説のほかに、B氏に滉生戦を自己解説いただき、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
O田桐さんは、なんと三段以下戦に出場。周りからは何故高段者戦に出ないのか散々突っ込まれてました。天罰は下るもので、準々決勝で敗退してしまいました。

高校選手権 男子団体戦 結果

平成20年8月6・7日  群馬県

男子団体戦

青森高校(工藤俊介、船橋隆一、佐々木将志)
 予選 1回戦 青森○3-0●秋田
     2回戦 青森○2-1●鈴鹿高専
     3回戦 青森○3-0●上宮
     4回戦 青森○2-1●東海
 本戦 1回戦 青森○2-1●上宮
     2回戦 青森○2-1●浦和
     準決勝 青森○2-1●麻布
     決勝  青森●1-2○岩手

岩手高校(岩泉毅、中川慧梧、澤口諒允)
 予選 1回戦 岩手○3-0●山形東
     2回戦 岩手○3-0●麻布
     3回戦 岩手○3-0●浦和
     4回戦 岩手○2-1●灘  予選1位通過(3勝以上15チームが本戦進出)
 本戦 1回戦 シード
     2回戦 岩手○3-0●広島学院
     準決勝 岩手○2-1●灘
     決勝  岩手○2-1●青森

青森掲示板より転載

高校選手権雑感 投稿者:船橋隆一
投稿日:2008年 8月 7日(木)21時46分5秒   返信・引用

まず最初に、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

「岩手高校さえたたけば」という戦前の予想が大甘だったことを痛感しました。 やはり全国の舞台は厳しかったです。
それでも上手く勝ち星を組み合わせて決勝に進出、最初に将志が勝ってあと一勝というところまで追い詰めたのですが、最後はやはり中川・岩泉に討ち取られてしまいました…

もしかしたら世間一般的には頑張ったっていう評価かもしれませんが、個人的な感想としては悔しさで一杯で、これを打ちながら泣きそうになってます。 もっと真面目に将棋に対して取り組んでおけばよかったです。

さて、自分の高校大会は今月末の高校竜王で最後です。 今度は悔いのない将棋を指せるようにあと約20日間頑張ります!

高校選手権に想う1 投稿者:実力制初代ボンビー
投稿日:2008年 8月 8日(金)19時09分5秒   返信・引用

8月6日、夜、俊介から電話があった。
高校選手権の結果であることは容易に想像できるが、かかってきた時間が時間だけに「二日目(準決勝)まで残れなかったのかなー。」と少しどきどきしながら電話にでる。
S「Bさん、俊介です。」
B「おう、どうした?」
S「準決勝まで残りました。」
B「そっかー、すごいね、2年連続準決勝進出はたいしたもんだ。頑張ったなー。」
S「はい、何とか。」
B「明日の組み合わせは?」
S「こっちの山は、青森高校と麻布高校、もう一つの山は岩手高校と灘高校です。」
B「超いいカードだね。でも岩手高校を気にせず、目の前の相手に全力で戦えよ。」
S「はい、頑張ります!」

この時点で私はしびれていた。そして、将棋の神様に感謝した。

高校選手権に想う2 投稿者:実力制初代ボンビー
投稿日:2008年 8月 8日(金)19時19分44秒   返信・引用

戦前、岩手高校が強いのは重々承知していた。今年の東北六県大会の個人戦優勝者が二人もいて、もう一人がその二人を破っての岩手県高校竜王となれば、隙などあるはずがない。高校生としてはおそらく過去最強レベルの3人で、普通に考えれば大本命である。
ただ、あくまでも東北地区の話なので、全国的には同レベルのチームも必ず1つ、2つはある。

果たして、青森高校はどうか?
高校選手権の県代表を決める前から、岩手高校を多分に意識している発言が多かった。昨年度準優勝の悔しさは当人達でしかわからない。最後の年となる船隆が特に力がはいるのもむべなるかなである。

今年の山形での東北六県大会で岩手高校の二人を改めて観戦した。本格派で手厚く、かなり強い二人である。話す機会があり、「青森高校、強いですよねー。」と言われたが、「いやいや青森高校はお笑い系が入っているから。岩手高校は厚いでしょ。」岩手高校も意識してるんだなー、と思った次第。
既に両者とも全国大会を戦っているかのようであり、若さと勢いを感じた。

高校選手権に想う3 投稿者:実力制初代ボンビー
投稿日:2008年 8月 8日(金)19時25分10秒   返信・引用

将棋の良いところの一つは、結果がはっきりしていて、潔いところである。
勝ち負けは全て自己責任である。ただ、団体戦だと趣が違い、チームの仲間がそこにいる。
青森高校は、3人とも小さい頃から奈良岡さんの元で同じく修行しており、一番の武器がチームワークと信頼関係だ。その点は岩手高校よりは勝っていると思っていた。本戦から決勝までが全て2勝1敗という戦いぶりもそうだし、また、決勝であげた1勝が、船隆でもなく、俊介でもなく、正志というのもそういったことからではないか。

全国大会前の予想していた結果として、
一番良いのはもちろん、
「① 優勝」、次が「② 二日目(準決勝)残る」、「③ ①、②以外(二日目に残れず)は同じ」と思っていた。
そして、いずれの場合でも、「岩手高校と対戦してほしい、願わくは決勝戦で」と。両チームとも当たりたくはないが、当たらないで勝っても、と思っているはずだから。
願いは最高の形でかない、結果は既報のとおり岩手高校に幸いした。

一般論として、2年連続全国準優勝はすごい記録だと思う。アマ名人戦で2年連続準優勝した方が記憶に残っているが、それ以外で全国大会2回連続準優勝は記憶にない。ひょっとしたら1回優勝するより難しいのでは、と思うくらいだ。
評価は基本的に自分自身がするものであり、2位で満足する人もいれば、優勝しても納得しない人もいる。
結果については、3人それぞれが、判断、反省すればよいこととである。
確かに本当に残念だが、私的には「偉業」の一言。堂々と胸をはればよい。

俊介からの最初の電話で、3人が精一杯戦っている姿を想像し、感傷的になってしまった。
勝ち負けと同様、大切な仲間と過ごした夏の二日間を忘れないでほしい。そして、将棋に限らず、その結果を次のステージで活かすことが100倍大事なのだから。

ps:偉そうで本当にすいません。つい力が入ってしまいました。

青森掲示板より転載終了


岩手掲示板より転載

ありがとうございます 投稿者:岩手高校
投稿日:2008年 8月 8日(金)19時50分30秒   返信・引用

結果報告遅くなりました。
おかげさまで優勝できました。ありがとうございました。

団体戦
予選
1回戦 岩手3-0山形東
2回戦 岩手3-0麻布
3回戦 岩手3-0浦和
4回戦 岩手2-1灘(岩泉、中川勝ち)
準々決勝 岩手3-0広島学院
準決勝 岩手2-1灘(中川、澤口勝ち)
決 勝 岩手2-1青森(岩泉、中川勝ち)

大会前から灘、青森、麻布をマークしていました。(準決勝進出4連複は見事的中!)とくにも灘高をもっとも警戒していました。東大破っての2位で話題になったあのキリン杯で、灘は5位(プレーオフ次点)にランクインしていました。まさか今回2度も対戦するなんて・・・。
準決勝の灘戦は、先鋒と大将の星が入れ替わりました。岩泉君が落としても、1年生2人がカバーする。まさに団体戦の醍醐味です。
決勝の青森戦は、先鋒が落として追いつめられましたが、中川君が得意の受けまくりから優勢を築き1勝1敗。
大将戦は千日手指し直し。2回目は抽選で勝敗を決めるって審判から念押しが入る。
(決勝だけは抽選やめてほしい。勝っても負けても後腐れが残る。10分切れ負けでいいから、白黒ハッキリさせてくれと言いたい・・・)
指し直し局で先手番になった岩泉君が、うまい攻めと受けで入玉ラインを形成し、強烈な終盤力をもつ俊介君も指し切り模様になり投了。日本一決定の瞬間でした。
なんと岩泉君は、すでに終局していた澤口君、中川君が大将戦を観に来ないから、先鋒、副将で2勝して優勝確定していて自分の対局は関係ないと思っていた!オ~怖っ。
(確かにギャラリーも1勝1敗の雰囲気じゃない。実は、大将戦だけスクリーンに中継されていて、澤口、中川ほか応援団もそっちを見ていた)
あとで岩泉君がビックリしたことは言うまでもなく・・・

結果的にマークしていた灘、麻布、青森と4回も対戦するハードな組み合わせでした。
帰りの車は選手全員グッタリ。とくに岩泉君は都市対抗から連戦で久しぶりに帰宅。
今度は明後日、大阪の高校王将戦へ向かいます。
最高の夏休みでした。ありがとうございました。

岩手掲示板より転載終了


  青森高校が昨年に続き、準優勝となりました。そして、岩手高校が見事優勝しました。おめでとうございます。北東北勢が決勝で相対するという夢のような展開で、まさに両校に優勝してほしいという状況でした。岩手高校は予選でも鬼ブロックを勝ちぬき、堂々たる勝ちぶりでした。青森高校は2勝1敗が多く、きわどい勝負をものにしてきたと思います。よく決勝まで勝ち進んだと思います。優勝できずに残念な部分はあるかと思いますが、胸を張って帰ってきてほしいと思います。
 両校が全国一を賭けて決勝を戦ったことは、両県将棋界にとってこれまでの集大成の一つではないでしょうか。これが、個人戦ではなく団体戦であるところに、より価値が有ると思います。個人的には非常に感慨深いものがあります。彼らがまだ小学生のころ段位獲得戦等で対戦したことが懐かしくもあり、そして、彼らの成長を本当にうれしく思います。同様に彼らの活躍を喜んでいる方も多いでしょう。
 最後に、改めておめでとう。そして、これからも将棋・勉強両面で頑張ってほしいと思います。

中学生選抜将棋選手権 結果

平成20年8月3・4日(日・月)

男子の部

駒沢真己 ベスト16
予選 2勝1敗
決勝1回戦 ○ - ● 小野浩史(沖縄県)
決勝2回戦 ● - ○ 宮下森資(大阪府)

中川滉生
予選 1勝2敗


優  勝 東京都   北村 直之 筑波大学附属駒場中学校 3年
準優勝 大阪府  宮下 森資 大阪星光学院中学校 3年
第三位 北海道   保坂 哲平 札幌市立伏見中学校 1年
第四位 神奈川県 竹内   好 川崎市立白鳥中学校 3年

女子の部

工藤佳織
予選 2勝1敗
決勝1回戦 ○ - ●
決勝2回戦 ○ - ●
準々決勝  ○ - ●
準決勝    ● - ○ 成田弥穂(宮城県)

柳下美優紀
予選2勝1敗
決勝1回戦 ● - ○ 成田弥穂(宮城県)

優  勝 宮城県 成田 弥穗   仙台市立将監中学校 2年
準優勝 宮崎県 山口 絵美菜 都城市立沖水中学校 2年
第三位 青森県 工藤 佳織   青森市立南中学校 3年
第四位 兵庫県 長谷川 優貴 江井島中学校 1年

 宮城の成田さんが見事優勝しました! おめでとうございます。青森県勢の工藤さんと柳下さんはその成田さんに敗れました。それでも工藤さんは3位と素晴らしい成績を残しました。おめでとうございます。できれば決勝で対戦してもらいたかったところです。それにしても、東北勢の女子は5名が決勝トーナメントに進むなど素晴らしい活躍でした。これからも刺激しあって頑張ってほしいと思います。


リンク

倉敷王将戦結果

平成20年8月2日

高学年の部
山岸亮平 ◎◎◎◎× 四勝一敗にて、第三位。
一回戦 対本田  奎(神奈川)
二回戦 対金子大河(福岡)
三回戦 対日高啓道(千葉)
四回戦 対中谷祥也(茨城)
五回戦 対黒田尭之(愛媛)

相坂啓太 ××◎×◎ 2勝3敗 順位不明

奥寺  航 ×◎×◎◎ 3勝2敗 順位不明

低学年の部
木村孝太郎 ◎◎◎×◎ 4勝1敗 5位~8位の間
田中惇貴   ×◎×◎× 2勝3敗


文部科学大臣杯 全国大会 結果

東日本大会

小学校32チーム

予選
【Cブロック】
東松山市立新明(埼玉)
川崎市立橘(神奈川)
東金市立鴇嶺(千葉)
宮城教育大付属(宮城)
青森市立浜田(青森)
札幌市立美しが丘緑(北海道)
守谷市立松ケ丘(茨城)
世田谷区立等々力(東京)

東日本代表決定戦(準決勝)
浜田小(青森)   ● - ○ 天童北部小(山形)
大和田小(千葉) ● - ○ 浦和ルーテル学院小(埼玉)

 実質一発トーナメントの大会で、予選3連勝で決勝トーナメントに進みました。予選の組合せを見ると、どこも強そうな感じで予選突破も容易じゃないなと思ってました。その中で、上位進出を果たしたことは大変素晴らしいと思います。東日本代表まであと一歩でしたが、いい経験をしたと思います。その成果を今後の大会に生かしてもらいたいと思います。お疲れ様でした。

中学校32チーム
【Dブロック】
鰺ケ沢町立鰺ケ沢第一(青森)
藤枝明誠(静岡)
笛吹市立御坂(山梨)
県立伊奈学園(埼玉)
麻布A(東京)
逗子開成(神奈川)
古河市立古河第二(茨城)
希望学園北嶺(北海道)

鰺ケ沢第一 予選2勝1敗

東日本代表
長野県伊那市立伊那中
神奈川県横浜市立富岡東中

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