全国レベル
たまに、「全国レベル」という言葉を目にする。それでは全国レベルとは一体どれぐらいのレベルを言うのだろうか。
試しに、アマ名人、アマ竜王などの全国大会において、5割以上の通算勝率を上げていれば、全国レベルの選手としてみる。便利なHPがあるので、そこで調べた結果、本県在住で生涯勝率5割以上をあげている人は
嘉瀬さん 0.548(34-28)
橋立さん 0.528(19-17)
田村さん 0.500(14-14)
の三人となる。この人数が多いのか少ないのかはなんとも言えないが、これに続く人が何人も本県から出てもらいたいと思う。本県の若手に有望な人も多いので、可能性はあると思うが、高校卒業後他県に移る可能性も多い。全国レベルの選手がUターン若しくは転勤で来てくれることを期待したほうがよいのだろうか。そうなると全国レベルの選手が戻って働きたいと思える勤め先や転勤先がどれだけあるかが問題となってくる。結局は地域の経済力が将棋のレベルにも大きな影響を与えていると言える。県棋界の棋力向上のためにも、魅力的な雇用の創出という問題の解決が必要だ。
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