大会の抽選について
将棋の大会では予選と決勝トーナメントの2回抽選を行うことが一般的だと思う。
最近、この方法が最適なのかどうか疑問に思うことが多い。
サッカーなどのスポーツの国際大会などでは抽選は予選の一回のみで、
決勝トーナメントは予選の結果が反映されて自動的に決まる仕組みとなっている。
これは予選で成績が優秀な者にはある程度のアドバンテージと予選であたった
ものとの再戦をなるべく避けるという意味合いがあると思う。
この方法を将棋の大会に運用すると抽選が一回のみで、時間の短縮を図ることも
できるとおもう。今回のアマ名人でも2連勝で通過したもの同士が1回戦で戦ったり、
予選で対戦した同士が2回戦で対戦するケースなどが見受けられた。
実際に戦った方々はそのへんをどのように考えているのだろうか。
この方法を具体的に運用する参考例として、
32名参加で予選は8組、決勝トーナメントに16名が進出するケースで、
予選1組の2連勝通過者を①、予選1組2位通過者を1とする。
そのときの決勝トーナメントの配置を左側から
①8②7③6④5 ⑤4⑥3⑦2⑧1
このようにすれば、2連勝同士が一回戦から戦うこともなく、予選で対戦した者とは
決勝まで戦わないですむ。なお、シードが発生するトーナメントでは2連勝者が
シードとなるように配置すればいいと思う。比較的簡単に導入できる方法だと思うし、
実際に使われている大会もあると思う。
皆さんがどのように考えているのか知りたいものだ。
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