NHK八戸支局こども大会
優勝 中川慧梧四段
二位 駒沢真己初段
三位 工藤佳織初段
三位 山木悠太郎初段
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優勝 中川慧梧四段
二位 駒沢真己初段
三位 工藤佳織初段
三位 山木悠太郎初段
高段者戦
①佐藤敏樹四段(十和田市)
②成田貴幸四段(六戸町)
③工藤元三段(種市町)
③中川滉生三段(八戸市)
三段位獲得戦
①西舘昭成二段(百石町)
②小林孝裕初段(久慈市)
③田内遼初段(金ヶ崎町)
③西田明斗二段(むつ市)
初段位獲得戦
①中川原将洋1級(久慈市)
②中沢勝己1級(久慈市)
③岩崎一美1級(野田村)
③上岡谷貴之1級(種市町)
総参加者数52名
予選
1組 豊川直人 ××
旦代一男 ○○
伊藤考世 ×○○
野月純美 ○××
2組 大槻典昭 ××
中川慧梧 ○○
竹ヶ原 ×○×
工藤俊介 ○×○
3組 落久保政伸 ○○
飯田巧 ×○○
沢目忠治 ○××
工藤佳織 ××
4組 三津谷一途 ○○
横山幸男 ×○○
福士 ○××
千葉俊定 ××
5組 小向賢二 ○○
福田 ××
船橋隆一 ×○×
嘉瀬松雄 ○×○
6組 田村純也 ○○
阿部浩昭 ×○×
伊藤貞夫 ××
佐々木潤一 ○×○
(勝者左側)
0回戦 田村純也(青森) ― 後藤鉄郎(?)
堤 征信(岩手) ― 藤原智(?)
楢沢英昭(山形) ― 金田一(秋田)
吉田正和(富山) ― 土橋惇郎(岩手)
佐々木潤一(青森) ― 浪岡正直(岩手)
1回戦 田村純也(青森) ― 大久保貴彦(宮城)
嘉瀬松雄(青森) ― 菊池定也(?)
横山幸男(青森) ― 斉藤義昭(山形)
旦代一男(青森) ― 畠山和人(岩手)
中川慧梧(青森) ― 泉山毅(岩手)
吉澤大樹(神奈川) ― 藤原隆幸(岩手)
小向賢二(青森) ― 大阪昌幸(宮城)
堤征信(岩手) ― 岩淵則幸(宮城)
加部康晴(宮城) ― 楢沢英昭(山形)
飯田巧(青森) ― 川村文隆(岩手)
柳谷翔太(岩手) ― 工藤俊介(青森)
三浦行(宮城) ― 三津谷一途(青森)
吉田正和(富山) ― 萬真人(宮城)
松田正徳(岩手) ― 藤原成仁(秋田)
佐々木紀雄(岩手) ― 伊藤考世(青森)
佐々木潤一(青森) ― 落久保政伸(青森)
2回戦 田村純也(青森) ― 嘉瀬松雄(青森)
横山幸男(青森) ― 旦代一男(青森)
吉澤大樹(神奈川) ― 中川慧梧(青森)
堤征信(岩手) ― 小向賢二(青森)
加部康晴(宮城) ― 飯田巧(青森)
三浦行(宮城) ― 柳谷翔太(岩手)
吉田正和(富山) ― 松田正徳(岩手)
佐々木潤一(青森) ― 佐々木紀雄(岩手)
準々決勝 横山幸男(青森) ― 田村純也(青森)
吉澤大樹(神奈川) ― 堤征信(岩手)
加部康晴(宮城) ― 三浦行(宮城)
吉田正和(富山) ― 佐々木潤一(青森)
準決勝 吉澤大樹(神奈川) ― 横山幸男(青森)
加部康晴(宮城) ― 吉田正和(富山)
決勝 加部康晴(宮城) ― 吉澤大樹(神奈川)
二段位獲得戦
優勝 豊川 直人(弘前大3)二段位獲得
準優勝 蛯子 重光(鶴田町) 4ポイント獲得
三位 佐々木 直人(弘前市)2ポイント獲得
三位 工藤 佳織(長島小5)2ポイント獲得
四段位獲得戦
優勝 大槻 典昭(弘前大4)四段位獲得
準優勝 落久保 政伸(弘前大4)4ポイント獲得
三位 澁田 宏一(むつ市)2ポイント獲得
三位 船橋 隆一(筒井中2)2ポイント獲得
ヤマセ模様の南部の空から霧の八甲田を通り抜けると、まるで別世界のように青空が広がっていた。
例年ならそのはずだったが、今回の青森市は雨模様だった。
金浜王将戦の当日所要があり、青森市に立ち寄りはするが参加できないことは分かっていた。それでも少しだけでも森内三冠を拝むことはできるだろうと当日車を走らせた。青森市駅前で用事があり、駅前から金浜まではどうやったら行けるのか前日地図をみたら、有料道路を通ると一本道であることが分かった。青森市内に不案内な私にはなんとも好都合である。 青森に10時前につき、10時からのイベントに出席しなければと思っていたが、別に出なくても良いものらしく、これは好都合と急いで金浜に車を走らせた。道は一本道ということもあり何の不安もなく到着できたが、駐車場は車があふれるほどで、なんとか奥のスペースに車を止めることが出来た。
早速会場内に入ると多くの参加者の熱気であふれかえっていた。 早速デジカメで撮影しようと思うまもなく、指導対局を進められ気づいたときには管理人さんと二人で伊藤慎吾三段の前に正座していた。私は潤一さんの悪魔の囁きを素直に聞き入れてしまい、無謀にも飛車香落ちで戦うことになった。当然管理人さんも同等のレベルで戦うものと思っていたが、なんと飛車角落ちでお願いしているではないか。管理人さんより弱い私が飛車香落ちではお話にならないだろうと覚悟して盤に向かった。駒落ち定石を全く不勉強な私は攻め手のないはずの上手に先攻されあっけなく土俵を割った。自分の弱さを痛感すると同時に奨励会三段の強さの片鱗を体感することができた。指導していただけるとは思っていなかっただけに対局を進めていただいた奈良岡さんと佐々木潤一さんに感謝いたします。
あっけなく吹っ飛ばされた私とは対照的に管理人さんは定石どおり65歩の位取りから着実に駒を進めていった。なるほどこうやって指すものかと感心してたのも束の間、上手の王様が単身でするすると阿部陣に侵入してくるではないか。なんとか入玉を阻止しようとしたがままならず、1段目まで進入を許してしまった。それでも勝負としてはまだまだこれからではあったが、長手数になると感じた渡辺会長より引き分けが告げられた。なんとも管理人さんらしい結末である。
私はそこで中座し大会の最後のほうに舞い戻ることができた。そこでは、森内三冠、片上四段、伊藤三段による指導対局が行われていた。なんとも贅沢な大会である。
金浜王将戦は金浜擁護園で開催させることもあり、いわゆる障害者の方と触れ合うことができる数少ない機会だ。それも盤を挟めば一人の人間としてその方々と向き合うことになる。私も昨年金浜の方と対局させていただいた。最初こそ大丈夫かなといらない心配をしていたが、指す手は緩みなくこれは一筋縄ではいかないなと思うころには体勢は決していた。なんとも自分の曇った眼を恥じ入ったものだ。
青森県内に数ある将棋大会の中でもこの金浜王将戦とアウガ大会はコンセプト・熱気ともに素晴らしい大会だと思う。金浜王将戦はただの将棋大会の枠に収まらない貴重な社会体験をすることができる大会だと思う。これまでこの大会を育ててきた運営はじめ後援の方々のご努力に頭が下がる思いだ。そして、この大会を通じて子供たちが何かを感じてくれることを願わずにはいられない。
フォトギャラリー更新しました。
二枚落ちで必勝を期したはずが、意外な結果に・・・・
▽Aクラス(三段以上)
①中川慧梧(八戸長者小6)
②工藤俊介(青森南中1)
③村元勇太(青高2)
▽Bクラス(初・二段)
①畑井博(青森)
②佐々木直人(弘前)
③坂本高志(盛岡)
▽Cクラス(無段者)
①駒沢真己(三沢小3)
②木下和輝(弘大1)
③工藤敏博(青高3)
▽Dクラス(三級以下)
①葛西祐生(弘前)
②石川隆之(同)
③道川晋司(青森)
予選
1組 分枝 正男 ○×○
笹田 和昭 ××
佐藤 敏樹 ×○×
矢田 均 ○○
2組 佐々木潤一 ○○
小田桐弘雅 ×○×
豊川 直人 ××
中川 滉生 ○×○
3組 竹居登茂博 ○××
浅田 隆利 ××
松倉 直也 ○○
工藤 俊介 ×○○
4組 三浦 仁志 ○××
村元 勇太 ×○○
中川 慧梧 ××
横山 幸男 ○○
5組 杉澤 邦広 ×○○
田村 純也 ○○
上村 明仙 ××
西舘 清 ○××
6組 竹内 健二 ××
嘉瀬 松雄 ○○
三上 勝行 ○××
野月 純美 ×○○
7組 清川 仁志 ○○
高橋 克明 ××
成田 貴幸 ○×○
伊藤 貞夫 ×○×
8組 船橋 隆一 ○×○
細田 秀臣 ××
旦代 一男 ○○
上野 行雄 ×○×
9組 類家 方義 ××
沢目 忠治 ○-
工藤 佳織 ―○
10組 菊池 祐樹 ○-○
上野 直美 ×○
斉藤 司 -××
決勝トーナメント
0回戦 工藤 俊介 ― 船橋 隆一
旦代 一男 ― 分枝 正男
菊池 祐樹 ― 上野 直美
横山 幸男 ― 杉澤 邦広
1回戦 佐々木潤一 ― 工藤 俊介
嘉瀬 松雄 ― 中川 滉生
成田 貴幸 ― 旦代 一男
野月 純美 ― 清川 仁志
松倉 直也 ― 村元 勇太
菊池 祐樹 ― 矢田 均
工藤 佳織 ― 沢目 忠治
田村 純也 ― 横山 幸男
準々決勝 佐々木潤一 ― 嘉瀬 松雄
成田 貴幸 ― 野月 純美
松倉 直也 ― 菊池 祐樹
田村 純也 ― 工藤 佳織
準決勝 佐々木潤一 ― 成田 貴幸
田村 純也 ― 松倉 直也
決勝 田村 純也 ― 佐々木潤一
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